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 季節のうつろいを言の葉で楽しめたなら、拙劣ながらも気ままな俳句ことはじめ・・・ 時々自由律や一行詩に加え日本画の和の世界も。
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   沈丁花ひそむることなく匂ひけり




 ちょっとそこまで出掛けた途中で、マスクも通して香りが鼻に・・・


その強い芳香にくらくら~っと。 
匂いだけでも、ここにいるのよと存在感を示すのは、
まるで香水のきつい女性のようでもありまする。



         香はほのかに匂うのがよろし・・・


             訪問ありがとうございました。

         
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  春嵐こころ乱れて修羅の如し




昨日は一日、日本列島に春の嵐が吹き荒れました・・・ 


何となく天候が気分さえも左右するこの頃、
得体の知れない不安が心の中で渦巻いて、
理性を失った怒りの感情はまるで争いを好む憎悪の修羅のよう。


風よ、どうせならこんな気持ちもさらっていっておくれ・・・



    八部衆では阿修羅像より、何故か五部浄が好きな私です。


         訪問ありがとうございました。
  春を待ち暗き箱のなか眠るひひな




遅れ雛・・・我家はお雛様は旧暦で飾ります・・・


やっと出しましたところ、狭い和室が少し華やいで、
どこからともなく雛の宴が聞こえてくるような気がします。

数年前にお囃子の小鼓を少しだけ習ったことがあり、
それ以来、五人囃子になんとなく親近感・・・
ところが、五人囃子の髪はいつのまに寝癖がついたまま~笑
でも、それもまた愛らしくあり。


生前、祖母がよく言っておりました。
お雛様は一年間もずっと箱の中で、春を待っているのだから、
春になったら、出してあげないと可哀想だと・・・


    
      実家ではそんな祖母の雛人形を今も飾ります。
      

        訪問ありがとうございました。  
  白木蓮闇に浮かびて眩しかりけり



 木蓮が咲く頃となりました・・・

空に向かい咲く白木蓮は、夜はまた一層に後光のようでもあり。


丁度、この季節に白木蓮の柄の締めたい帯がありますが、
なかなかそれが、いつもタイミングを逃してしまいます。



    和服の帯選びも、また季の楽しみであります・・・



      ご訪問ありがとうございました。
  嘘一つ誰にもつけぬ四月馬鹿




 今日から4月・・・


何となくも昨日までの生活をリセットをし、
新入生や新社員でなくとも、気分新たに前向きに~とそんな心持であります。

喜びを快とし、楽しく笑っていられたら、きっとそれだけで幸せ・・・



   悲観論者は不幸な馬鹿で、楽観論者は幸福な馬鹿である。
      (トリュフォーの映画の中に出てきた言葉が、いまや私の格言に・・・)


         
         訪問ありがとうございました。
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プロフィール
HN:
万月
性別:
女性
自己紹介:

季節なら秋が好き・・・

そして、
太陽よりも月の光、
夏の海よりも冬、
白くて解けてしまう雪が好き・・・

けれども、
花より団子が好きだったりします。

           
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