月夜

　名月や池をめぐりて夜もすがら　
　　　　　　　　　　　　　　/ 芭蕉


the moon
I wandered around the pond
all night long　　　　　　　　　　　 (Basho)



　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　< 歌川広重　　画＞





先日、注文していた芭蕉の俳句本がイギリスからやっと届きました・・・
それによれば、この句は1686年の作とあります。



三百余年の月日が流れても、月を愛でる国民性は今日も変わらず・・・

　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

更待

　更待や今日には今日の月が出る



十五夜から、五日目の今日は二十日月・・・

日に日に、月の欠けとともに月の出も遅くなりますが、
最近は、日が暮れるのが早くなったと感じます。
ついでに、当たり前ながらも朝の日の出も遅くなりました。

カレンダーがあと残り3枚となった今、
なんてこんなにも早く時は過ぎるのだろうとつくづく・・・

　　　　　　

　　　　　　　　大人と子供の時間感覚が違うのは新体験の量という説があり・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

居待

　青空が濃紺となりて居待月



秋は夕暮れ・・・

お天気のよい日は、窓からきれいな夕焼けが見れますので、
それだけで、心が洗われた気分になります。

明日も、天気がよいといいですね・・・



　　　　　　　　昔、暗唱させられた枕草子さえも懐かしくあり・・・　

　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　

既望

　　名月をさらいて野分過ぎ去りし




今宵は十六夜・・・

昨日は結局、予報通りに午後からお天気は崩れ、夜には台風直撃で、
十五夜の夜は台風一過を待つばかりでありました。

夜遅く、零時前に風がやんでいるのに気づき、
空を見上げてみると、十五夜お月さんが眩しい光で天にあり・・・


　　　　いつになくススキもお団子も用意しなかった今年、でも中秋の名月を見れて満足なり・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

　　　　　　　（季語重なり気になるところですが、十五夜にまさか台風が来るなんて～笑）

名月

　名月やうさぎのわたる諏訪の海
　　　　　　　　　　　　　　　/ 蕪村


the harvest moon-
rabbits go scampering
across Lake Suwa 　　　　　(Buson)

　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　＜琳派の無名の人？の画＞


今夜は仲秋の名月のはずでした・・・
ところが、台風が直撃のようで今夜のお月見は中止に。
ならば、せめて明日の十六夜の月を楽しみましょ・・・


　　　　　　　　　お月様には兎が餅つきしてると思うだけで、なんだか楽し・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　

　　　　　
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