忍者ブログ
 季節のうつろいを言の葉で楽しめたなら、拙劣ながらも気ままな俳句ことはじめ・・・ 時々自由律や一行詩に加え日本画の和の世界も。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

梅が香に昔の一字あはれなり/ 芭蕉

Plum blossom's scent in
long-ago of one character
sorrowful it is              (Basho)   
          

 

  
         
                <勝川春章 画>


         桜の蕾が膨らんでいるのを目にしました・・・
      梅の香も嗅がぬまま・・・いつのまにやら春ですね。
 
            訪問ありがとうございました。
PR
 春浅し老いたる男孤独の影引く


日に日に暖かさが戻り、冬の寒さも忘れる今日である。

一昨日、やっと仏映画『愛・アムール』を観てきた・・・
夫婦愛のあり方、家族のあり方、人生の終末の迎え方、
色々と考えさせられる作品であった。

老いることは、どこか孤独との対峙なのかも知れない・・・
   
     訪問ありがとうございました。

        

亀鳴くやまた一人友との別れあり



亀が鳴くとは春の訪れなり・・・

日曜に友人との会食がありまして、
その内の一人が来週にも神戸へ引越すとのことでありました。

あの3.11の震災から二年、今も復興がなかなか進まない東北に比べ、
考えたら、数年後に訪れたときにはほとんど震災の影は見当たらず、
神戸の場合は早かった印象を持ちます。

そういえば、今読んでいる今昔物語の中の
「天竺の亀、人に恩を報ずる話」があり、
浦島太郎とノアの箱舟のミックス話のようで笑えます。
天災があれば、心ある選ばれし者のみ助かるということでしょうか・・・


 きっと、すべての人が助かる道はないのです。安全な地も・・・
       訪問ありがとうございました。 
    


      
     





鶴の毛の黒き衣や花の雲 / 芭蕉


Crane's feathers
black robe
blossoms cloud         (Basho)   
          

    

         
               <宮川長春  画>



 一昨日、円山応挙展を観に行ってきましたが、鳥が苦手な私は、
やはり大乗寺の孔雀の絵おろか鶴の絵もまともに見ることが出来ませんでした・・・笑

              訪問ありがとうございました。
 つちふるや風に乗り砂ここに落つ



昨日も今日も、黄砂で空が霞んでいた。

風に乗り海越え山越え、
我家のバルコニーにも薄っすらと積もりし砂。
拭いてみると、確かに黄土色なり・・・

さぞや、日本海の海の底には大量の黄砂が沈んでいることか・・・

        

   PM2.5の恐怖・・・大気汚染もまた人害なり・・・
      訪問ありがとうございました。
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
リンク
CURRENT MOON
最新トラックバック
ブログ内検索
P R
プロフィール
HN:
万月
性別:
女性
自己紹介:

季節なら秋が好き・・・

そして、
太陽よりも月の光、
夏の海よりも冬、
白くて解けてしまう雪が好き・・・

けれども、
花より団子が好きだったりします。

           
カウンター
最新コメント
.
: / 忍者ブログ / [PR]
Copyright ©  -- 雪月花の十七音 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by White Board

powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]