子規

　柿くへば思い出すなり子規の横顔


昨日は子規忌ならぬ糸瓜忌でしたね・・・


子規は柿が好きだったと話に聞いたことがありますが、
子規といえば、思い出すのは、
よく教科書に載っていたあの後頭部の張り出た横顔だったりします・・・



　　　　　　正岡子規がいたからこそ俳句が身近になり、今こうして駄句をひねるなり・・・
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　

米

　　新米のつややかなる塩にぎり



黄金色に輝く秋の田に、そろそろ稲刈りが始まりました・・・

新米の美味しさは白米ならではかと、
先日まで100％玄米を食べていたのに、急に白米に変更してみました。

父に言われました。
白米が食べれる時代に生まれながら、
あえて玄米なんぞ食べてるのは馬鹿みたいだと・・・

でも、玄米は食べ慣れれば、それはそれで美味しいものです。


　　　　　　　　日本のソウルフードはお寿司より、やはり”おにぎり”でしょう・・・　

　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　

絵

　澄む秋や一枚の絵じっと見つめる



芸術の秋ですね・・・


今年もとあるグループ展に参加することと相成りまして、
今日から始まり、昨日が搬入でありました。

今日も顔を出したところ、あるプロのアーチストの青年は、
アートなんてものはまともに食べていけないかなり厳しい世界だと
嘆いておりました。

私みたいな単なる趣味的な世界観とは極めるものが違うのです。

　　　　　　　　　
　　　アートなどなくても暮らしに困ることはないが、生活にそれががなければつまらない・・・
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　

菓

　母の焼くマドレーヌ食ふ秋色の午後


今日のおやつはマドレーヌ・・・

母は何故だか最近、焼き菓子をよく作ります。
しかし、私が子供の頃にはそれはなく、彼女は仕事をしていましたので
おやつは大体テーブルの上にお金が置いてありました。

今のような母が子供の時の母であったならばばどんなに良かっただろう・・・
と、彼女が作るお菓子を食べる度に思います。


　　　　マドレーヌと言えばプルースト・・・無意識の記憶はきっと誰にでもあり・・・

　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

秋燕

　　人生の岸まだまだ遠し秋燕



よく、人生は海にも例えられるが・・・


一昨日の日曜日、毎年ボランティアに参加する映画祭で、
ドキュメンタリー映画「ドーバーばばぁ」を観る。
とうに還暦を過ぎた人を含め、決して若くはない６人の日本の女達が、
ドーバー海峡を遠泳リレーで渡っていくまでの記録。

夢が対岸にあるならば、それに向かって諦めないで、
ひとかきひとかき泳いでいけば、いつか叶うのだと・・・
これはパワーを貰えた作品である。

　　　
　　　　　此岸で迷い、今にも夢の途中で溺れそうな私がいる・・・でも、諦めたら終わりだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。