鏡

人も見ぬ春や鏡の裏の梅 / 芭蕉



People also see not
mirror's
back's plum 　        (Basho)　 　　　　　　　　　　　
　　　　
　　        　　
　　　　　　　　　　　　　　　＜勝川春暁　　画＞

　鏡を見るとき人は顔を作っている・・・だから本当の顔を知らない・・・
　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました

愛猫

山は猫ねぶりて行くや雪の隙/ 芭蕉



Mountain  as-for  cat
to  lick  to  go
snow  crevice　　　 (Basho)

　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　＜磯田湖龍斎　　画＞



　　　　　　　　　私の周りには何故か愛猫家が多い・・・
　　　　　　何故か一匹ではなく2匹も3匹も飼っていたりする。

　　　　猫も嫌いではないが、私はどちらかと言えば犬が好き・・・

　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　

童

　子に飽くと申す人には花もなし　/ 芭蕉



child in tired (quote)
say person in as-for
blossom also not　　　　　 (Basho)


　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜磯田湖龍斎　　画＞



　　　　　幼稚園の頃に買って貰った羽子板がまだ手元にありまして、
　　　　　　　　　　これは今もお正月飾りで使ったりしますが、　　
　　　　　裏を見ると羽根突の跡がしっかりあり、そんな遊びも今いずこ・・・

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　子供の世界は面白いと
　　　　見ていて飽きないのは自分が大人になりきれていないからでしょか・・・

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　　　　　　
　　　　

　　　　　　　　　　
　　　

夢寐

初夢や秘めて語らず一人笑む / 焦雨





the first dream of the year
I kept it a secret
and smiled to myself 　　　　(Sho-u)




　　　　　　　




　　　　　　　　　良い夢は人に語りたきものなり。
　　　　　それを語ってしまっては運が逃げてしまうなり・・・
　　　　　　　悪い夢は獏にでも食べてもらいましょ。
　

　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

音霰

琵琶行の夜や三味線の音霰　
　　　　　　　　　　　　　　/ 芭蕉


Lute song of night
banjo of
sound hail 　　　　　　(Basho)

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜鳥居清長　　画＞


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔、中学生時代にはギターで挫折して、
　　　　　　　　　　　　　　大人になって、少しだけ三味線を習いに行っていたが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　結局、今となってはもう何も弾けなかったりする・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。