椿寿

土曜の夜と日曜の朝
放哉と虚子の忌日の狭間 大空に浮かぶ春満月




今宵は満月であります。真夜中の空に浮かぶお月様・・・

昨日の土曜日は尾崎放哉の忌日でありました。
そして、今日はお釈迦様の生誕日でありますが、高浜虚子の忌日でもあり・・・


対象的な二人の句の世界。
客観写生と自由律は、もし絵画で例えるならターナーとベーコンかな？？

俳句は様々で、有季・無季 はたまた定型・非定型に自由律なんぞ、
それに囚われると、実にややこしや・・・でも、それも面白きかな。



『土曜の夜と日曜の朝』はA.シリトーだったか・・・朝には月は消えてますね。

　　　　　　　　
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　　　　　　　　　　 訪問ありがとうございました。

裸

　　　　裸の王様は虚栄心を着て歩く




いつだったか知人が、ブログをやってる人は自己顕示欲が強い人だと言っていた。
確かに、言い得て妙だと思ったことがある。


先日受けたある心理テストの質問の中から・・・自分にあてはまる方を選ぶなら？
　
　　　　　　　　　　　A：自慢はしないように心掛けている
　　　　　　　　　　　B：チャンスがあれば自分をよく見せたい

そんな時、内心とは裏腹に謙虚さも示さねばとAを選んだりするのである。
謙虚さが日本人の美徳と意識してか、それならばよく見せたい心はやはりBなのだ。


ついでにもう一つ、もし世界の王になれるなら・・・
　　　　　　　　　　　A：世界を支配するなどと考えたら、恐ろしくて震え上がる
　　　　　　　　　　　B：私が世界のルールを作れるなら世界はもっとよくなるだろう


自己顕示欲の奥底の自己愛、自己愛の強さは自己肯定感にもなり得る。




　　　　　　　　　　　自己肯定感は幸福度に比例する・・・


　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

菫

　菫咲く ビオラは集団主義 パンジーは個人主義かな



玄関先の菫の花・・・

同じ菫でもビオラは好きですが、パンジーは何故か好きではありませぬ。
ビオラの小さな花が寄せ集まりて咲く姿は、自己主張を拒む日本人のようなと～


　　　　　　　　人には人の、花には花の生き方がある・・・


　　　　　　　　　ご訪問ありがとうございました。

心

　　裏切りは後の苦しみＫ追いて



　とある日本文学が大好きな中国青年がおりました。

彼が帰国する前日だったかに会った際、突然に、
「漱石についてどう思われますか？」と聞かれ、

まともに漱石さえも読んできていない私は、返答に困りながらも、
「漱石は詳しくないけど、『こゝろ』は好きね」そう答えると、

彼は実に嬉しそうに、今度はまた先生とＫについて熱く自論を語るのでした・・・


　　　　　不条理な三角関係の愛憎がそこにあります・・・

　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　

　　　　　

天使

　　受胎なき我には来ぬのか　ガブリエル





　何故か『受胎告知』の絵が好きです・・・特にＦ．アンジェリコが。

そんな私に神様は子どもを授けてはくれませんでした。
なので母にはなれませぬ。

それなのに虐待やネグレクトする人に子どもが授かるなんて、
神は意地悪ですね・・・



　　　　現在日本では女性5人に一人が不妊と言われてます・・・


　　　　　　　　ご訪問ありがとうございました。


　　　　　　　　　　
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