洗

　杜若似たりや似たり水の影/ 芭蕉


Rabbit-ear iris
looks like
water's reflection　  　　　　　      (Basho)　 　　　　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　＜喜多川歌麿　　画＞
　　　

　
　　　　今日は午後から雨かしらと思うと、お洗濯するのを迷います。
　　　　　　　　　　　梅雨時は、お日様が恋しいですね・・・
　　　　　　　　　　
　　　　今日も朝からお出掛け・・・大いに遊んで心の洗濯をしに。
　　　　　　　　　ぐずついた心は洗って流してしまいましょ・・・
　　　　　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。


　　　　　

棘

　薔薇よりも鋭き棘持つ人ありて



言葉は魔物・・・知らないところで人を傷つけます。

昨今の従軍慰安婦問題しかり、
単なる主観で物事を発するのは危険です。

薔薇の季節・・・
実家の庭に羽衣という名の薔薇が咲き始めました。
母は、この薔薇の棘に刺さって以来、
可愛い花なのに、この花が大嫌いになってしまったそうです。
薔薇の棘は、下手するとしばらく痛みがうずきますから・・・

棘のある言葉も同じでしょ・・・


　　でも、おべんちゃら言う八方美人よりストレートな人の方が好き・・・
　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　
　　　　　　　　

皐月

　青空や深呼吸する五月尽



今週、この地方も早くも梅雨に入りましたね・・・

このニ三日、何ともすっきりしないお天気が続いておりましたが、
今日は青空、梅雨時はただそれだけで気分はよろし・・・

朝から用事で出掛けたついでに、
近くの桑山美術館まで歩き、日本画と庭園とを鑑賞してきました。
平日の昼中などは、小さな美術館は客足も少なく、
比較的ゆっくりと鑑賞できるので大好きです。

今日で五月も終わり、明日からは六月とは・・・何と一月の早いこと。
やるべき事の順番がバラバラで遊んでいる場合でありませんでした。


　　　爽やかな風が体を抜けて、梅雨の晴れ間のお楽しみ・・・
　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　

女縁

はまなしや群れて広がる女の縁



庭のハマナシが満開です・・・

ほのかに良い香りを放つ日本原種のバラ
一重の白い花は横に広がり、沢山の花を咲かせています。

そういえば、日曜にとあるＮＰＯ関連のイベントがあり、
あの上野千鶴子が来るのを知り、ミーハーのようですが、
自称アンチフェミのくせに、生の彼女見たさに出掛けましたら、
”女縁”の話が・・・血縁でも、地縁でもなく女の縁・・・

女は群れたがる動物・・・
男中心の社会では群れなくては生きていけないからでしょか？

でも、そこで見たのは群れながらもパワフルに生きる女達・・・
女縁なるものを少し見直したのでありました。


　　　社会的には弱くとも、家庭で強いのは断然女なり。
　　　　　　　　訪問ありがとうございました。

富士

　夏富士や登りし者のみ知る威厳



何かに挑戦するのは楽しいこと・・・

富士登山もそうでしたが、
登る前と後では、その対象物の捉え方が変わっていきます。

ただ一度だけのそんな何でもない経験であっても、
素敵な記憶となり、私は小さな自信をつけました。
体験による良い思い出は、人生の良い財産となります・・・


　　　己の足で登らなければ味わえないもの・・・だからこそ貴重なり。
　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。