炙

ごを焚いて手拭いあぶる寒さ哉 / 芭蕉


Dried-pine-needles burn
hand towel dry
coldness　　　　　        (Basho)　
　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　＜祇園井特　画＞



そう言えば、人の体温は金持度と幸福度に比例するとか、
となると、寒がりの人は懐が寒いから体も寒いということかしら・・・　　

　　　　　　　　本日は春節ですね。
だから、何となく赤のパンツを穿きたい気分で、
赤いパンツが体を温めるなら、尚よろし・・・(笑）

　　　　　訪問ありがとうございました。



　　　　　

　　　　　　

日向

　店の前米屋の主人のひなたぼこ


春とはいえ、二月はまだまだ寒い日が続きますね。


冬の日のやわらかな太陽の日差し・・・
外はまだ寒いですが、そんな暖かさを少し感じる今日です。



　　　連休の初日は心もどこかゆったりと・・・
　　　　　訪問ありがとうございました。

立春

　三寒四温一雨ごと春近づく



一昨日は雨で、今日もまた雨でした。

雪ではなく雨なのも、春が近づいている証拠でしょうか・・・
暖かくなったなと思えば、また急に寒くなったりと、
季節の変わり目には、体がついていきませぬ。



　　ただ暦の上では立春を迎えてしまえば、もう春かいな・・・
　　　　　　　訪問ありがとうございました。

節分

　初花に命七十五年ほど　/　芭蕉　　

First blossoms at
life  span  seventy-five  years 
that  much                             ( Basho)

　　
　　　　　　　　　　
　　　　　＜西川祐信　画：衣通姫図＞


今日は節分ですね。
豆まきも、恵方巻きかじるのもちょっと楽しきこと・・・
数えの歳の数だけお豆を食べるのも、まだまだ苦になりませぬ。



　　　　衣通姫がお多福に見えてしまう今日ですね・・・
　　　　　　　　　訪問ありがとうございました。　　　　

巳

　白蛇をクリムトの絵の中に見る



昨日の午後、やっと”クリムト展”を観に行きました。

大作の『哲学』『医学』『法学』の作品は、
実物は残念ながら1945年に焼失されてしまっているので、
これらは複製ですが、それでもかなり圧倒され見入りました。

『医学』の絵の中に白蛇が・・・
そして『人生は戦いなり』にも蛇が絵の左下に潜んでいたりします。

今回はデッサン画の小さなものの展示はありましたが、　　
クリムトの絵で、私が好きなのは『ユーディットⅠ』（Judith I）
ウィーンでこの大好きな絵を目にした時には、思わず感激で涙が・・・

やはり実物を目にする喜びは、
会いたかった恋人に出会えるような嬉しさがあります。


　有名な『接吻』もその時に観ましたが、何故か余り感動せず・・・笑
　　　　　訪問ありがとうございました。